第1章 理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明
「偶然ですね。オレもいますよ、特別応援している方が。その方も新しいことでラジオを始めて毎晩眠れておりますよぉ」
「気になるなあ、それ! また今度、ゆっくり話を聞かせてくれよい!」
「ええ、いいですよぉ」
「おっ、君たち、さっきより顔色が良くなったな」
眞宮がルイと飲み物を持って来ました。
「やっぱり、心配になりました。丸井くん、木手くん、具合はいかがですか」
「大丈夫です、ありがとうございます」
「飲み物、ごちそうさまです」
理想のペアはルイと眞宮から飲み物をいただき、お礼を言います。
「2人とも、落ち着いたようだな。戻れるか?」
「「はい」」
「良かった、行きましょうか」
気分が落ち着いた丸井と木手は、ルイと眞宮と撮影場所に戻り、収録を再開しました。料理対決を始めているところからスタートします。
「そうだ、作る料理の数ですが、俺とルイくんでそれぞれ1つずつ、丸井くんと木手くんでそれぞれ1つずつ作って、合わせて4つの料理の数になります。おっ、藍羽くん、何を作ってる?」
「湯葉豆腐を使ったゴーヤーチャンプルーです」
眞宮の問いに、フライパンで材料を炒めながら答えたルイです。