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short PARADOXXX(ハイキュー)

第12章 secret 月島


「ん…」

意識を取り戻した歩が目を開ける

「先生、気がついた?」

僕はボクサーパンツとTシャツを着て、ベッドに腰かけていた

「…」

布団から目だけ出して、目線で僕に抗議してる

まぁいくらなんでも、先生とのセックスが良すぎて、窒息プレイで失神させるのはやりすぎたと思う

「蛍」

「はい」

「何でこんなことしたの?」

「え、何でって…その…好きだから」

先生が驚いたように目を見開く

「…じゃあ…許してあげる」

そう言って上半身だけ起こして下着をつけ始める

「ねぇ…」

「なに?」

「もし今日ここに来たのが影山でも、同じことしてた?」

「え、どうして影山くん?」

「や、まぁ別に誰でもいいけど他のヤツに犯されても同じようにすんのかなって」

彼女はふふっと笑う

「蛍は自分だけが好きだったって思ってるのね」

「え…それどういう」

「内緒、ってかパンツ冷たいしストッキング破れてるんだけど」

「ストッキングは僕が悪いけどパンツ濡らしたのは歩デショ?」

言ってやると彼女の頬が赤くなる

「もうっ」

「いーじゃん、ノーパンで」

「嫌よ、スースーするじゃない」

「すぐセックス出来るじゃん」

そう言ってスカートに手を入れると

「コラッ」

って手を叩かれる





もし、今日武田先生の代わりを彼女が自ら申し出たとしたら

もし、彼女のことを好きなら、僕が鍵を持ってくるだろうって思ってたとしたら


歳上を可愛がりたいなんて言って

結局僕は彼女の掌で踊らされていたのかもしれない

それでも

まぁそれも悪くないかもなんて思う






ーend
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