第8章 unexpectedness 縁下
俺は彼女を壁に押し付け、言い訳ができないように口を塞ぐ
「んんっ」
小さな唇から甘い呻き声が漏れる
指と指を絡ませて角度を変えて唇を重ねる
クチュ
息をするために少し開かれた唇に舌を捩じ入れる
「んっ」
薄っすら目を開けるとトロンとした表情の歩ちゃん
何でそんな顔してんの
止まらなくなるじゃん
ワンピースの裾から手を差し入れると、真夏だからか彼女は服の下はすぐ下着で、あっという間にブラのホックに手が届く
「やっ」
歩ちゃんは俺の右肩を掴んで抵抗するが、か弱い力ではびくともしない
唇を貪りながら彼女の左胸を乱暴に掴み、次第に先端の突起に指を近づけると、歩ちゃんの声が甘くなる
「んんっ」
そっと硬くなった先端に触れると彼女の身体がピクンと反応する
それが可愛くて、執拗に指先で突起を弄る
「硬くなってる」
「やっ…ンンっ」
「どうなってるか見せて」
抵抗する彼女のワンピースを剥ぎ取りショーツだけにする
「いやっ、見ないでください」
両胸を隠すようにする腕を男の力で壁に押さえつける
右脚を彼女の足の間に入れるように近づき、桜色の控えめな突起を舌で舐め上げる
「ひゃぁぁっ」
「あんま大きい声出したら、龍兄が起きるよ?」
耳元で囁くと、彼女は口をキュッと結んだ
「いい子だね」
膨らみに顔を近づけ、キツく吸い上げる
白い肌に俺のものって印をつける
それから先端には触れずにその周りを焦らすように舐め続ける
歩ちゃんは突起をぷっくりと硬くさせながら、物欲しそうな目をしてる
「どうしてほしい?」
「やっ…言わな…
もじもじと身体を捩る彼女の突起に強く吸い付き、反対の先端を強く摘む
「イあああっ!」
「シーッ」
右手で突起を弄びながら唇で蓋をする
そのままショーツに手を伸ばすと、布越しでも分かるくらいに濡れている
「すごい濡れてる」
唇を触れ合わせながら言う
「やぁっ」
ショーツの中に手を入れると、蜜壺の上の突起が指に触れる
「んんっ」
「ここ、気持ちいいの?」
彼女自身の愛液を突起にヌルヌルと擦り付けてあげると、脚をガクガクと震わせながら、左手で自分の口を押さえ首を左右に振って快楽から逃れようとする