第22章 adultère2 赤葦
「先生は…違うんですか?」
クチュ…チュ…
「ハァハァ…だからっ…先生は…」
「歩…ハァ…歩が欲しい」
高層階の部屋はガラス張りで東京の夜景が一望できる
夜景に感動する歩を背後から抱きしめると、彼女も首を捻って口づけに応える
背中のファスナーを一気に下ろすと、ハラリとドレスが床に落ちた
そのままブラのホックも外して同じように床に落とすと、彼女はTバックのショーツにハイヒール姿という出立ちになった
「ハァハァ…なんでこんな刺激的な下着なの?」
「ん…だって…スタイリストさんが、ドレスがタイトだから下着がうつるって」
「そう…それだけ?」
「うぅ…あかーしさん…にも見て欲しかった」
「見たよ、それで?」
左手で胸の先端を摘みながら、右手で臀部をなぞる
「ンンッ…見るだけじゃ、やぁ」
あまりに可愛くおねだりしてくるもんだから、もう俺も止められなくなってそのまま面積の小さいショーツの横から指を差し入れた
クチュ…
「凄い…」
「ぁぁぁっ」
背中にキスを落としながら、ヌププ…と一気に奥まで指を入れると、彼女の身体がピクンと反応して、脚がガクガクと震え出す
「ぁあっ…あかーしさ…立ってられな…」
「ダメだよ、今日はこのままする」
180cmを超える俺と彼女では身長差がありすぎて、普段立ちバックをすることは中々ない
でも今日の歩は慣れない高いハイヒールを履いている
ヌチュッヌチュッヌチュッ
指を出し入れする度に愛液が溢れ出て、柔らかな絨毯にシミを作る
「アッアッアッ」
俺の指でヨガる彼女を見て、ふとある感情がよぎった
「歩、初めての男にどんな風に抱かれたの?」
嫉妬…
さっきのインタビューからずっと、モヤモヤと心の底にあった感情
「んぇ?」
「そいつは歩のイイトコがここだって知ってるの?」
そう言って歩のイイ角度に指を曲げ激しく出し入れする
パチュパチュパチュパチュパチュ
「やっあっあっあっぁぁあああっ」
彼女の嬌声が一際高くなり、ビクビクと身体を痙攣させながら潮を吹いて絶頂を迎える
「ハァハァ…なんでそんなこと…」