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short PARADOXXX(ハイキュー)

第19章 second 黒尾



一度自分のことを好きになった女ってのは、いつまでも自分のことを好きでいるに違いないって…

男はみんなそう思ってる

つーかそうであって欲しいと願ってるだけなのかも





社会人になってすぐ、誘われた飲み会で俺は初めて歩と出会った

俺の好きなロングヘアで大人っぽい雰囲気の彼女

今日、お持ち帰りするならこの子かなって思った

お酒はそんなに強くないのか、度数の弱い可愛いお酒で真っ赤な顔をしている


ポケットでバイブが振動して、取り出したスマホにチラリと目をやる

彼女からの着信

そう、俺には高校の時から付き合ってる彼女がいる

でもマンネリというかなんというか…

それにこうして俺が電話に出ないと何度でも連絡をしてくる


ハァ…楽しい場が台無しだよ


そう思っていると

「どうしたの?…体調悪い?」

向かいに座っていた歩が俺に言う

「いや、ってか歩チャンこそ大丈夫?真っ赤だよ」

「え?そうかな…赤いだけで酔っ払ってはないつもりなんだけど」

と答えながらも、少し目がトロンとしてる


俺は席を移動して、彼女の隣に座る


「あー、歩チャン何かいい匂いする〜香水何つけてんの?」

そう言って首筋に顔を近づけると、彼女がピクリと反応する

「えっ…ちょ、やだ…香水はつけてないけど、何かな?ボディクリームかな?」

「へー、ボディクリームっていつ塗るの?」

「お風呂上がりかな?」

「全身に塗るの?」

「…そう、だけど」

「ふーん…じゃあ身体中ぜーんぶいい匂いなんだ」

そう言って頭のてっぺんから脚の先まで舐めるように見ると、視線を感じてか彼女は恥ずかしそうに目を逸らす

あーたまんない


「ねぇ

2人で抜けない?」











「アッアッアッアッ」

ホテルの一室

歩は俺の上に跨って上下に腰を動かす

パチュッパチュッパチュッパチュッ


服の上からでは分からなかったけど、華奢な身体に似つかわしくないボリュームのあるバストが腰の動きに合わせて上下に揺れる

俺はその先端をキツく摘みながら、下からガンガン突き上げる


グチュッグチュッグチュッグチュッ

「やっあっ…クロッ…あっ」

俺の上で乱れる歩

たまんない
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