第11章 頼れる仲間
「あ、帽子ですか?」
ひおりは帽子を脱ぐ
そこにはぴょこんと狐耳が生えている
「おかか…」
「ちょっと引きますよね…
さすがにこれはちょっと人目に着くので
帽子被っている誤魔化そうかと」
ひおりは苦笑する
「おかか!
明太子 いくら」
〔そんなことない!
俺は可愛いと思う〕
「気を使わないでくださいよ
私は気にしてないので!
さ、五条さんに貰ったメールのだと
…こっちですね
行きましょ!」
「おかか ツナマヨ」
〔違う、こっち〕
ひおりが目的地と逆を向いて行こうとするので手を引いて止める
いくら体は一個下とはいえ
まだまだ子供と言うか
元々方向音痴なのか…
今日は俺がしっかりしないとな
そんな心配が杞憂であることも知らず
狗巻は1人心の中で決心した