第11章 頼れる仲間
ー狗巻sideー
「すみません!
お待たせしましたー!」
そう言いながら走ってきたのはひおり
天狐の器として4年封印されていたとは聞いているが
まさかこんな子供が来るとは聞いていない
身長は…140cmくらいか?
悟からは可愛い子が来るよとは言われていたが
確かに可愛い
長い髪にぱっちりとしたアメジストの目
真っ白な肌に浮かぶ桃色の唇
これは悟も手を出すなと言うくらい惹かれるのもわかる
「しゃけ」
〔待ってないよ〕
「あ、初めましてですよね
狐頭ひおりです
今日はよろしくお願いします、狗巻先輩」
ひおりはそう言って頭を下げた
その頭には深く帽子を被っている
「ツナツナ」
〔その帽子は?〕
そう言って帽子を指さす
伝わるか不安ではあるが