第8章 力試し
「あの…ここは…?」
今までの部屋とは違い
広々とした所に連れてこられた
真ん中に五条さんと私
そこからかなり離れた所に
呪術師達が私たちを囲うように立っている
「ひおりちゃん
僕の後ろの建物
あそこの3階から何人の人が見てる?」
目を凝らすと遠く離れた建物の窓から
2人の人物がこちらを見ていた
「サングラスの男の人と
髭の生えたおじいちゃんの2人ですね
あと3階じゃなくて4階です」
「っ…よく見えたね」
五条さんは驚いた顔をしている
「今からは天狐の力とひおりちゃんが
どれだけ天狐を制御できるかを見る
場合によっては再封印だ
僕的にもそれは望まない…
今から天狐に変わって
僕が名前を呼んだら戻っておいで」
再封印…
あの薄暗く狭い部屋に戻りたくはない
もう1人は嫌だ
気合い入れるしかない!
意識を体の奥底に集中させ
天狐を呼び起こす
あなたも封印され続けるのは嫌でしょう
私に力を貸しなさい!
『あてをええように使ってくれるなあ、小娘』
小娘と主導権を変わり
五条とかいうやつと手合わせをする