第7章 そして動き出す
「あー…今日はあれだ
学園の地下室に封印されている
特級呪物の再封印の日だ」
「パンダ先輩」
前を見ると2年生が集まっていた
「今日は再封印の為に扉が開いているから
たぶんそこからうっすら流れ出てるんだろうな」
そっか…
それで今日は五条先生も呼び出されて
授業できないから合同実習ってなってるのか
「わざわざ高専の地下に再封印って
なんでそんなことするの?
今まで封印してあった場所に
置いておけばいいじゃないんですか?」
野薔薇はスポーツドリンクを
飲みながら話に混ざってきた
「そうもいかないんだ
何でもまた厄介な代物らしくてさ…」
真希さんがため息混じりに話していると
何者かに心臓を握り潰されるような恐怖を感じた
『小僧、変われ 』
「え?」
宿儺に体の主導権を奪われ
俺は呪力の強い方へ走らされた
「おい!
どこに行くんだ!」
後ろの方から真希さんの声が聞こえるが
宿儺は足を止めない
一体何が何だか理解のできない俺はそこで意識が途絶えた