第6章 そして静かに眠る
薄暗い地下室に連れてこられ
大勢の呪術師に囲まれる
緊張していないといえば嘘になる
手にはじんわりと汗をかき
心なしか足も震えている気がする
「汝、我の呼び掛けに答え給え
式神総員!」
今まで使役してきた式神をいっせいに呼び出す
全員で9体
さすがに私もどれだけ持つかは分からない
「皆、もし私が天狐に飲まれ暴れだしたら
呪術師達に力を貸してあげて」
「最後の最期までなんと言う奴だ」
御饌都が話す
「待っていてのひとつも言えんのか」
「…ふふ
ごめんね
そうだった
私…絶対帰ってくるから
皆待っててね」
それでいいと言わんばかりに
皆が頷いた