第6章 そして静かに眠る
「返事をくださいとは言いません
ただ、私も貴方の帰りを待つ1人だと覚えていてください」
私の帰り…
私の帰りを待ってくれる人がこんなにもいるなら
何がなんでも帰らなくてはいけない
今度は私がこの気持ちに答える番だ
「私…必ず帰ってきます!
何年かかるかもわかりませんが必ず帰ってきます」
そう2人に告げた
今までずっと怖かった
夜眠る時明日が来たら儀式の日まで
もうすぐそこだという気持ち
朝起きてもうあと何日
昼間もあと何時間で今日が終わる
そんな気持ちで過ごしていたが
心がやっと決まった
まず天狐受肉する
そして制御するんだ
それが私に今できる事
帰りを待ってくれている人のためにも
自分のためにも…