第5章 いい所…?
「ごめんね…
私…あたな達を手放す…」
「はぁ?
何をゆっているのかわかっておるのか!?」
「ごめんね…御饌都
ずっと言えてなかったけど
私明日、天狐の器としてこの身を捧げるの
運が良くて生きていたとしても
この先ずっと封印される
そうしたらあなた達も一緒に何百年何千年と
暗い地下に閉じ込めてしまう
それだけは絶対嫌なの…」
親よりも長い時間一緒にいた
と言っても過言ではないこの子達を
私のわがままで閉じ込めておきたくない
「だから…お願い」
何よりも自由奔放なこの子達は
この先ずっと閉じ込められるのは望んでいないだろう
「断る」
周りの2体もそれと同意見だと言わんばかりに頷く
「なんで…
もう一生出られないんだよ?
もし私が死んだら死霊としてさまようことになるんだよ?
あなた達が祓われて痛い目に合うなんて
そんなのごめんだわ!」