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短編集

第1章 呪術廻戦*狗巻棘 「盗人少年」


「なぁ、この後はどうするんだ?」

「そうだな。棘に気づかれないように志弦に恋心を自覚させる。」

「どうやって?」

「それを今悩んでんだ!」


真希はあらゆる方法を考えた。
・棘の周りに女子をたくさん置き、嫉妬させる
→棘の協力とたくさんの女子が必要なので却下
・…………………思いつかない、、


「あぁ!もう、志弦が気づけばいい話なんだよ!なんであいつはあんなに鈍感なんだ!?」

「まぁ、真希、落ち着けって。」

「せっかく棘が告る気になったんだぞ?ここで2人がくっつけばいろいろ楽になるだろーが。」

「確かにそうかもしれないけど。」


いろいろと問題は山積みのようだった。
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