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妄想物語。【短編〜中編集】

第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】


side☆


今までそんなこと何も考えてこなかったけど・・・

クロももう高3だもんね

彼女の1人や2人居たっておかしくないよね・・・

研磨もそのうち作っちゃうのかな

というか、そもそも3人で居るのが当たり前で2人が好きな人が居るとか彼女が居るとか何も聞いた事無いし、知らない



黒「そういうお前はどうなんだ」

「えっ!私っ!?」

研磨「、誰か気になる人居るの?」



そういえば・・・・

自分の事も全く考えたことなかったなぁ



「ん〜・・・・」



この17年間、1度も恋なんてしなかったな

それとも覚えてないだけなのかな?



「ん〜〜〜・・・・」

黒「もう大丈夫だ」

研磨「うん、だいたいわかったよ」

「えっ!?私まだ何も言ってない・・・」

黒「じゃあ誰か思い浮かんだのか」

「それはぁ・・・」

研磨「誰も思い浮かばなかったんでしょ?」

「まぁ・・・」




あれ?17歳にして初恋もまだなんて・・・

私もしかしてヤバイ?!

このまま恋も知らずに大人になっていくのかな!?

そう考えると、少し気持ちが焦った

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