第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】
そして時間はあっというまに過ぎ
お昼休み---・・・
黒「おい!飯行くぞ」
「あ、うんっ!直ぐ行くから先に研磨呼んできて!!」
私は急いで机の上の教科書をしまって鞄に入っているお弁当箱を取り出す
「今日も黒尾先輩迎えに来てくれたねー!羨ましい〜!」
「え?何が?」
前の席の友達が話しかけてきた
「何がって・・・黒尾先輩だよ!!カッコイイよねぇ♡幼馴染とか私もなりたいよ〜」
「えっ、クロがカッコイイの!?」
「カッコイイじゃん!クールな見た目にあの身長!不敵に笑うあの顔がまたステキ♡羨ましすぎっ!!」
「・・・・そう?」
「ったく・・・これだからは」
クロがカッコイイとかカッコ良くないとかそんなの考えた事無いなぁ・・・
そう思いながら不敵に笑うクロの顔を思い浮かべる・・・
ん〜・・・・・・。
黒「オイっ!!先行くぞ」
研磨「・・・・・」
「あっ!待って今行く!!」
やっぱりクロはクロだ
「!黒尾先輩待たせちゃダメだよ!早く行っておいで!!」
「あっ、うん。行ってきます!」
私は友達に別れを告げて、クロと研磨の元へ向かった