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妄想物語。【短編〜中編集】

第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】


side☆


音駒バレー部は、皆なんだかんだで仲が良い

そして今年の音駒は強いと思う!!

クロがキャプテンになって、研磨がやっと動きやすい体制が整って、新しい1年生が加わって

もしかしたら今年のIHはいけるかもしれない

そんな期待がジワジワと沸き起こる




夜久「おはよ」ニコニコ

「夜久さんっ!おはようございますっ!今日も爽やかな笑顔!癒されます」ニコニコ

犬岡「さん、おはよーございます!!」ニコニコ

「あ、犬岡君おはよ!今日も元気だね!一緒に頑張ろうね」ニコニコ

夜久「あ、皆おはよ」

犬岡「ウィーッス!!」

黒「おお・・・」

研磨「・・・おはよ・・」

山本「オッス!」~♪

「クロも研磨ももしかして、合宿前で緊張してんの??」

黒「お前・・・合宿行っても変な奴にホイホイついてくなよ」

研磨「・・・・・・気を付けてね・・・」

「何それ!?何で私心配されてんのっ!!?」

夜久「本当2人ともに過保護だよな」

犬岡「もし何かあっても俺が守るっス!!!」

研磨「それは心配・・・」

黒「お前突っ走りそうだもんな」

山本「大丈夫っ!!俺が付いてるんでっ!!」

夜久「それもっと心配」

山本「え?」

「ははっ!皆ありがとうっ!!でも大丈夫!!私変な人にはホイホイ付いてかないよ?」

(((((不安だ・・・)))))



皆はいつも私の事を心配してくれて優しい

こんなチームだからこそ、人と関わることから逃げ続けてきた研磨も仲良く気を使わずに過ごせてる

けどこの環境を作ってくれたのはクロで、やっぱりクロは頼りになる人なんだ

きっと研磨にはクロが必要で、クロには研磨が必要なんだ

それに私も・・・私にとっても2人は必要な存在

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