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妄想物語。【短編〜中編集】

第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】


孤爪side☆



小さい頃からクロに勧められて始めたバレー

中学も高校もクロに言われてバレー部に入った

好きだからとかそんなんじゃなくて

ただ・・・・・何となく、ただクロに誘われたから

それにもマネージャーやるって言ったし




研磨「・・・・・・・」チラッ

(ニコニコニコニコ・・・)

研磨「・・・・・何?」

黒(ニヤニヤニヤニヤ・・・)

研磨「なっ、何っ!?」

「だって研磨こっち向かないんだもん!」

黒「合宿には色んな奴がいるだろーな」

研磨「・・・・・」汗




俺は人と話すのとか、接するのとかは苦手

だからできるなら人と関わりたくない

気を使わずに話せるのはチームのメンバーとこの2人くらい



「今日も研磨ん家行こうかな!」

研磨「・・・又来るの?」

黒「俺たちのことは気にするな」

研磨「・・・昨日も一昨日も来たよ・・・」

「だって隣だし」

黒「向かいだしな」ニヤリ

研磨「クロは斜め前でしょ」

黒「俺にとっては一緒だ」



そう・・・

俺の家の右隣にはの家がある

右斜め前にはクロの家がある

なんでかいつも集まるのは俺の家




「あー・・・お腹空いた・・・」

黒「お前、また食ってこなかったのか」

「つい睡眠を優先しちゃって・・・」ぐるるるるぅぅう〜

研磨「・・・・・」

黒「朝飯くらい食ってこいよ・・・ほらよっ」

「!!チョコレート!!ありがとうっ」

研磨「良かったね」

「うんっ!!」


クロは気づいてないみたいだけど・・・

クロはには甘い

あのチョコレートだって、の為にいつも持ち歩いてる

クロはが特別みたい
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