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新一の幼馴染は最強美女

第88章 コナンVS平次 東西探偵推理勝負8


貴方side

小五郎「探偵坊主からか?」

コナン「う、うん。怜花お姉さんが事件内容連絡してくれて分かったって!」

蘭「いつの間に伝えたの?」

貴「え!…あ、さっきさっき!」


いきなり振る新一に、焦りながらも繋げる




世良「それで、彼はなんて言ったんだ?」

コナン「皆東京生まれの東京育ち、なんて言ってるけど、関西人だってことを隠してる人がいて、その人が犯人だって言ってたよ」

目暮「おお!さすが工藤君だ」




服部「自分東京もんやろ?なんで関西のことがわかんねん!」

コナン「だから、僕じゃなくて新一兄ちゃんが言ったんだ。
"これで逆転さよならホームランだ"ってね〜」ニヤニヤ


服部(こいつ〜〜…っ)





コナン「それでね、新一兄ちゃんがファミレスの人に頼んであるものを作って欲しいって頼んでたよ」

萩原「あるもの?」

コナン「飲めばすぐに関西人だって分かる、魔法の料理らしいよ」

















☆☆


須貝「味噌汁、ですよね?これ…」

甘粕「ホントに飲むのかよ…」

東条「まあ飲めば犯人が分かるというなら飲みますけど…」


コナン「じゃあ、一気に味わって飲んでね」



服部「しっかし、こんなんで分かるんかいな?」


服部は疑わしげに味噌汁を睨み、一気に味噌汁を煽ったのを合図に他の人たちも一口飲んだ

すると、全員ハッと驚き椀から口を離す







服部「かっっら!なんやこの味噌汁!!」

和葉「ホンマや!東京の食べもんは味が濃い思てたんよ!」

甘粕「そいつらの言うとおりだぜ!こんなに辛くっちゃ、これ以上飲めねぇよ」


全「……え?」


文句を言う3人を、他の全員が驚いた様子で見る





服部「なんや、あんたら辛くないんか?」

小五郎「たしかに塩っぽいとは思うが、これは辛いっていうより…」


貴「しょっぱい…」

服部「しょっぱい?」



コナン「東京の人は、カレーや麻婆豆腐なんかの香辛料が効きすぎたものは辛いって言うけど、塩辛い料理のことはしょっぱいって言うんだよ。だからこの味噌汁や塩ラーメンを辛いって言ってた甘粕さんは、関西人ってわけさ」

甘粕「!!」




平次「えぇぇぇ! ホンマかそれ!」

和葉「じゃあ海の水は辛いって言わへんの?!」

貴「…塩辛いか、しょっぱいかな…?」
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