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新一の幼馴染は最強美女

第75章 新一の正体に、涙1


蘭side

城山「あのー…鑑定結果が出ましたので、一応報告に…」

警部「鑑定?そんな指示をした覚えはないが…」


城山「いえ、警部ではなく、その大阪の少年に頼まれたんです…凶器の包丁と少年が持っていたお守り袋の中の鎖のカケラが…一致するかどうか…」

服部「ほんで、どないやった?」

城山「君の言う通り、一致しなかったよ…」


服部「おっしゃ!やっぱりオレの推理通りやったで」


和葉「お守りって、あのお守りやろ?それと包丁と何か関係あんの?」

小五郎「いったい何が一致しなかったって…」








?「それは…人間が生まれながらにして、天より授かった…終生不変のエンブレム。
万人不同であるため、犯罪捜査において、最も確度の高い証拠になりうる痕跡…指紋…なんだろ?」

服部「ああ…」





小五郎「し…死羅神様!?」

新一(ウ、ウソだ…どうやって?!)


蘭「…」


窓から死羅神様が入ってくる、けどこの人は…






新一「くっ」



ガチャ





警部「え?」

小五郎「拳銃!?」




?「無駄だ」


カランッ カランッ




新一(バカな?!いつの間に……え?入ってる!?)



ガッッ



新一「くっ…」









服部「止めとき!仮装大会はこの辺で幕にしとこうや…」


小五郎「か、仮装大会!?」

和葉「何言うてんの?」




服部「そうや。今回の事件にトリックがあったとしたら…コイツのこの顔や!まさかあの高校生探偵・工藤新一が人、刺すなんて思わへんからな。
まず引っかかったんは、星川の態度や!ずっと居なかった工藤が現れたのに近寄らずに観察してたやろ?最初は照れ隠しかと思ったけどな」


和葉「た、確かに…ずっと工藤君を見てたわ」





服部「一緒に部屋に残るって言ってたやろ……多分、気付いたんや。自分が知ってる本当の工藤じゃないってな」

小五郎「な、何!?」
 


服部「それをアンタに伝えたんやろ。だから、気付いた彼女をバラされないように刺したんやろ」

蘭「!」



新一(?)「…っ…」
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