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新一の幼馴染は最強美女

第74章 事件の真実2


蘭side

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旧日原村長の屋敷


数時間後、服部君が犯人が分かったらしく皆を集める






警部「大阪の高校生探偵服部平次?その探偵さんが、我々警察に今朝河内さんがここで刺された事件の真相を解き明かしてくれるっていうのかい?」

服部「ああ」





警部「その前に…できればお前と一緒にここの裏口から出て行った謎の足跡の人物をここに連れて来てほしいんだがねぇ」

服部「もちろん連れてきたで…その足跡の主をな!」

新一「…」




警部「く、工藤君じゃないか。どうしたんだ?その服の血…おいおい…まさか、君が犯人だなんていうんじゃ…」


服部「旅館におってアリバイのある俺らと、刺された河内さん以外の足跡はコイツだけで…服には返り血、凶器に指紋…どっからどー見てもコイツが犯人やけど…そらそーや…コイツが犯人なんやから」

全「!?」








服部「つまりやな、この犯行にトリックなんかあらへんかったっちゅうこっちゃ」

小五郎「ちょっと待て!お前、今朝はあんなに言い張ってたじゃねーか。コイツが人を刺すわけないって!」





新一「こ、怖かったんだ…あの新聞記者…僕が1年前に犯した過ちを暴露するなんて言うから…僕が今まで築き上げた名誉や誇りをズタズタにするなんて脅すから…それがなんだかよくわからなかったけど…怖くて怖くて…思わず…」











蘭「…(誰、この人…違う…新一じゃない…怜花は、あの時気付いたんだ…新一じゃないって…)









警部「おいおい…本当なのか?工藤君…本当に君が新聞記者の河内さんをここに呼び出して、刺したというのか?」

新一「はい…間違いありません」


警部「しかし信じられん…確かに、同期の目暮の紹介で、1年前の事件の捜査に君が加わった時は…"こんな若い奴に何が出来る"とは思ったが…あの時の君の推理は素晴らしかった。トリックを瞬時に見破り、電光石火の如く事件を解決に導いたじゃないか!そんな君がどーしてこんなことを…」




新一「買い被りです…僕は神じゃない…人も恨むし、ミスもします…現に1年前の事件だって、何の罪もない日原村長を犯人にしてしまったようですし…」



警部「あ、いや…君は記憶を無くしてるらしいから、覚えていないだろうが、あの事件にはちゃんと証拠もあって…」
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