第71章 謎多き事件1
服部side
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別室
小五郎「何!?救急車くるまで、1時間もかかるんですか!?」
警察「あ、は、はい…ここは村の中で…遅れると」
蘭「…そんな」
服部「っしゃーない。来るまで簡単な治療はしとくで。和葉達は側に居てこれ以上血が流れないようにしてくれ。
大丈夫や、まだ息はある……ちゃんと生きてるんや」
蘭「……うん」
2人は、星川の側に行くのを見ながら俺は工藤に訪ねる
服部「…で、工藤。どういう奴が入ってきたんや、特徴とかないんか?」
新一「……一瞬だったけど、何か、黒い服を着ていて…白髪の人、でした」
萌「!…それって、死羅神様じゃない?!」
服部「!何やて!?」
小五郎「…考えられるが、何で怜花ちゃん達を?怜花ちゃんに関しては初めて来たのに」
萌「アイツなら、誰これ構わないと思うわ…」
……けど、一歩間違えた場所を刺されてたら死んでる
そんな事を、本当にその死羅神様がやるんか…?
_1時間後、救急車が来て星川が運ばれる_
付き添いで和葉と、毛利のおっちゃんのとこの嬢ちゃんが行く
……星川が刺されたのにも、何か違和感があるわ…
少し、調べて見るか
★★
翌朝 奥穂旅館
和葉『ええっ。工藤君、部屋にいてへんのん!?』
服部「ああ!朝起きたら、布団がもぬけの殻や!」
小五郎「おい!今村の人に聞いたら…朝早く日原村長の家に入るのを見たってよ」
服部「ま、まさかアイツ…記憶が戻ったんとちゃうか!」
☆☆
旧・日原村長の屋敷
服部「おーい工藤ー!いてるかー!工藤ー!!……あ!おった!お前、記憶が戻ったんやろ?せやからここに来たんやろ?なぁ工藤…」
ヌル …
工藤に近づくと、コイツは血だらけだった
服部「…え?血?どないしたん?えらい血ィ出てる……え?…お、おい…工藤!何なんや?何があったんや!?」
新一「わ、分からない…頭の中が白くなって…気づいたらここにいて……!?ぼ、僕なのか?あの人、僕が…」
服部「工藤…」
河内「う…」
服部「!このオバさん、まだ息あるで!」
小五郎「何だ…やっぱりここにいたかお前ら…え?…そ、その人は確か、新聞記者の…」