第60章 殺人犯、工藤新一1
貴方side
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ある日の休日、ある1通の新一宛の手紙にて小五郎さんに頼み一緒に車で向かっていた
乗ってるのは蘭とコナン、そしてこの間会った服部…あと
和葉「平次から聞いてるで!あたしは、遠山和葉。よろしゅうな!」
貴「…星川怜花。宜しくね、遠山さん」
和葉「遠山って堅苦しいわ、和葉でええで!」ニコ
貴「そう…?じゃあ私の事も名前で良いよ、和葉」ニコ
この女の子は服部の幼馴染らしい、明るく気さくな性格みたいですぐに仲良くなる
コナン「!?」ゾク
蘭「ちょっと、大丈夫?コナン君」
コナン「平気だよ…阿笠博士にもらったカゼ薬飲んだし…」
新一は、風邪を引いたみたいで声が酷い
蘭「でもヒドイ声よ。やっぱり戻って私とお留守番してた方が…」
服部「大丈夫やって!そないなカゼ、さっきそのガキにくれたった特効薬でじきに治ってまうがな!」
和葉「何やの?その特効薬って…」
小五郎「おい、まさかそれお前が初めて探偵事務所に来たときに持ってたパイカルって中国酒じゃねぇだろーな?」
服部「ちゃうちゃう!酒なんかよりもっとよーく効くお薬や!」
コナン「ゴホゴホッ」
貴「…大丈夫…?気休めにしかならないけど、のど飴あるよ?」コソ
コナン「悪い…サンキュー」コソ
こっそり話しながら飴を渡す
和葉「けど、大丈夫やろか…これから会いに行く人、工藤君に話があるって手紙に書いてたやん!
工藤君連れていかへんかったらガッカリするんとちゃう?」
蘭「え?そうだったの!?」
和葉「うん!何か1年前に工藤君が解いた殺人事件の推理ミス見つけてもうたから会うて話したいんやて!」
服部「せやからその推理ミスっちゅうんを踏まえて一から捜査し直して…オレらで事件の真相きっちり暴いたろっちゅう訳や!!まぁ、このことは星川が工藤にもメールしといたし…ひょっとしたら来るかもしれんのォ…な?」チラ
あの後、新一からは服部に正体がバレたと話しをされる
どうやら、以前からコナンの推理力に違和感があったらしくバレたそうだ
まぁ、こういう時バレないように協力してくれる人が居るのは助かるけど
蘭「え、そうなの!?」
貴「あ、ま、まぁ…」