第52章 揺れる警視庁1200万人の人質3
松田side
佐藤「!これって…」
萩原「…やっぱり、同一犯か」
松田「…っふざけやがって」
歩美「…何?この文章…」
コナン「…松田さん達は知ってるみたいだけど、教えてくれない?」
この文章は、4年前と7年前にも送られてきた文章構成が似ていた
俺と萩原は、偶然でも怜花が居なかったら死んでいたかもしれない爆弾事件
萩原「……4年前と、7年前にも同じ予告があったんだよ。この文章のようなものが送られてきてね」
松田「!おいっ…」
萩原「良いじゃん、隠し通せないでしょ。この子、話すまで訪ねると思うし…」
コナン「前に2回も…」
萩原「いずれも俺と陣平ちゃんが爆弾処理に付いてたんだ。
けど、思わぬアクシデントで……本当は、死んでいたかもしれないんだよね。けど…怜花ちゃんが救ってくれたんだ」
コナン「え…(怜花が、救った…?)」
萩原「…聞きたいなら、一緒に病院に着いてくる?」
コナン「!……うん」
救急車が到着し、タンカに運ばれ車に運ばれる怜花
佐藤が、俺と萩原が付き添えと言われた為一緒に乗り込む
その際に眼鏡の小僧も急いで乗ってくる
☆☆
米花中央病院
コナンside
救急車で運ばれた怜花は、集中治療室にてしばらくかかるそうだ
命にはかからないとは思うが、頭から血が流れてており危険な状態には変わりない
そんな中、待ちながら萩原さんから怜花との出会いや以前の事件の事を詳しく教えてもらった
どちらでも怜花が関わり、偶然にも助けてくれた事
仲が良いのは、そういう経緯があったからなのか…
松田「…」
萩原「……陣平ちゃん、何か飲む…?」
松田「…」
萩原「……コナン君は何か飲む?奢るよ」
コナン「え、えっと…お茶」
萩原「うん、ちょっと買ってくるね……陣平ちゃん、見ておいてくれる?」ボソッ
コナン「!」
萩原さんは、俺にそう耳打ちし自動販売機に歩いてく
松田さんは、さっきから俯きながら何も話さない
犯人が狙ってるのは、明らかに警察の人達
しかも松田さんの車に仕掛けたので、まず間違えない
だからこそだろう
怜花が怪我をしたのは、自分のせいだと考え込んでるのは