第37章 勧誘
貴方side
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梓「お願い!ポアロでスイーツを作って欲しいの!」
貴「…………え?」
あれから数週間後、部活が終わり蘭と一緒に歩いてると探偵事務所の下にある"喫茶店ポアロ"で働いてる榎本梓さんにいきなり声を掛けられた
蘭「あ、梓さん…」
貴「えーと……どういう…」
梓「いきなりゴメンね。前に蘭ちゃんから貴方が作ったスイーツをお裾分けしてもらったの、その美味しさに私も店長も好きになっちゃって……アルバイトとして、ポアロでスイーツを作って欲しいの。勿論レジや注文聞いたりする仕事もあるけど…」
貴「…蘭、そうなの?」
蘭「うん、丁度ポアロでご飯を食べていてその時に持ってて…美味しいからお裾分けしちゃったの」
そうなんだ……趣味で作ってるだけなのに、そんなに評価してくれるなんて
梓「…勿論、強制はしないよ。ただの私達の希望で」
貴「……学校がない日だけなら、特に嫌だって訳ではないので」
梓「!本当に!?ありがと!!新ためて、私は榎本梓。宜しくね!」
貴「星川怜花です、宜しくお願いします」
蘭(……梓さん、凄い嬉しそう)
早速店内を案内されたり、エプロンをもらったり説明を受ける
アルバイトとして、ポアロでの仕事が始まろうとしていた
☆☆
降谷家
諸伏「え!?喫茶店の店員から勧誘されてバイトする事になった!?」
貴「あ、はい」
休日、暇な時間が出来た為久々に零さん家を訪れる
居るのは、ナタリーさんとデート中の伊達さん以外
降谷「勧誘されるとは凄いな…」
松田「ま、お前が作ったスイーツ美味いもんな。クッキー美味しかったぞ」
萩原「え、何クッキーって!いつの間に?」
松田「トロピカルランドの事件で会った時だ」
諸伏「それで、どこの喫茶店?」
貴「毛利探偵事務所の下にあるポアロです、学校ないしか居ませんが良ければ来て下さい」
松田「家からちけーな、今度から寄るわ」
萩原「俺もいくね!スイーツ食べに行くから」
オマケ
数週間後、喫茶店ポアロはかなりの大繁盛になる
理由は美味しいスイーツと、美人な看板娘が増えたという噂が流れてるだとからしい…