第13章 諸伏救済編3
貴方side
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私は、博士に今日は蘭の家に泊まると嘘を付き連絡する
……ゴメンね、博士
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諸伏side
降谷家
降谷「………何で、松田達も居るんだ!?」
松田「ああ?」
萩原「怜花ちゃんに呼ばれたんだけど?」
降谷「なっ」
貴「皆さんも知っておいて良いと思って。同期の松田さん達だけなら同じ警察官として動きやすいでしょう?」
降谷「…」
諸伏(…正論過ぎて言葉が出ない)
淡々と話す彼女に、言葉が出ず諦めモードの零は静かに潜入捜査や組織の事を話した
☆☆
貴方side
数分後…
降谷「……って訳で、俺とヒロは潜入捜査をしていたんだ」
松田「お前ら危ねー事やり過ぎだろ…」
萩原「てかそのライって人が死亡に書き換えても、証拠がなくてバレたらやばいんじゃない」
降谷「その証拠は何とか偽造する、釈だがライと一緒にな」
……?降谷さん、ライって人の事嫌ってる…?嫌嫌そうなんだけど
萩原「んで?諸伏はこれからどうやって生きてくわけ?」
諸伏「組織の様子を見てから、偽名で身分証と戸籍作って変装しながら暮らすよ。零の隣の部屋が開いてるからそこで」
松田「偽名か、それしかないな。で、なんて偽名だ?」
諸伏「……無難だけど、警察のマークの桜。後は少し変えて陽樹。桜陽樹(さくらひろき)で人前では呼んでくれ」
諸伏さんの早く決まる偽名に、松田さん達は頷く
降谷「…ただ、1つだけ問題がある。顔の変装だ」
伊達「…組織に顔バレしてるのか」
降谷「ああ。変装術はそこまで得意じゃないしどうしようかと考えてる」
貴「……あ、あの!」
5人「?」
貴「私が、顔の変装作っても構いませんか?」
5人「…え」
数時間後…
貴「出来ました!」
萩原「え、すご!別人」
松田「諸伏じゃねぇわ…」
伊達「これはバレないぞ」
変装用具を持ち、私は諸伏さんを別人に変える
諸伏「違和感もない」
降谷「どこでこの技術を?」
貴「幼馴染の母親が得意で伝授してもらいました、まだまだ未熟ですけどね」
5人(いや、完璧過ぎだけど…)