第8章 chapter8
歩は真っ赤になって小さな声で何やらボソボソ言っている
「なに?聞こえない」
「だからその…今日は私が蛍くんを気持ちよくしたいな、なんて」
上目遣いで彼女が言う
何言ってんの?可愛すぎるんだけど?
「気持ちよくしてくれるの?じゃあお願い」
僕は歩のベッドにどさっと座った
歩は恥ずかしそうにしながら僕の足の間に立膝で座り、慣れない手つきで制服のベルトに手をかける
カチャッカチャッ
彼女がズボンのチャックを開けると布越しにでも分かるほど僕自身がそそり立っていた
ズボンとパンツがずらされ、白い手で怒張した肉棒が取り出される
ビクッ
歩に優しく触れられて反応してしまう
ますます質量を増す僕自身を両手で包み込みながら
「おっきぃ…」
そう言って彼女の口に咥え込まれる
「ッツ!」
暖かく湿った感触に包まれ、快感が押し寄せる
彼女の上品な顔から想像もつかないほど卑猥この上ない行為に、興奮する
ぎこちない舌使いで必死に僕を愛してくれる彼女が堪らなく愛しい
ふとこの前先輩たちに言われた言葉がよぎる
歩がエロくないって
他のやつには見せてやんない
こんなにイヤラシイのは僕の前だけ
「ハァハァ歩そんなにボクが美味しい?
すごい…ハァ エッチな顔してる」
耳元で囁くと、歩は恍惚とした表情になる
ジュボッ ジュボッ ジュボッ
「ん…」
歩の唾液が根元まで伝ってくる
何かがアガってくる
このまま腰を打ちつけて、彼女の喉を犯して注ぎ込むのもいいけど、やっぱり歩の乱れる姿が見たい
「ちょ、ストップ!」
僕を握る彼女の手を上から握る
「なんへ? きもひよくない?」
「ちょっと…咥えながら話さないでよ
気持ちいいけど、僕は歩と一緒に気持ちよくなりたい」
そう言って僕自身を彼女の口から引き抜いた