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PARADOXXX(ハイキュー)

第4章 chapter4


あ、この目マジのやつだ


「な、何いってるんですか あ、もうここでいいです。お疲れ様です」

自転車置場についたのを理由にしらばっくれて帰ろうとする

「俺ねー烏野と白鳥沢の決勝 歩ちゃんの後ろで見てたんだよ。美人が1人で試合見てるからさ、誰かの彼女なのかなって思ってたら、メガネ君が負傷した瞬間血相変えて走っていったから、ああメガネ君の彼女なんだって思ってたの」


血の気が引いた 見られてた 及川先輩に


「そしたらうちの生徒だし、バレー部のマネになるし、本当超ビックリしたよ〜マネになったのはメガネ君に近づくため?」

「そんなんじゃありません、マネージャーの仕事は好きです。しっかりやってるつもりです」

「それはごめん、で、どこでアイツを好きになったの?」

及川先輩の眼差しが私を捉える 逃げられない


「一目惚れ…しました うちとの準決勝で」

「えー!ひどくない?あれがカッコいいなら俺だってカッコよかったじゃん!」

あれ?この会話この前も誰かと…

「いえ、及川先輩はどちらかというとカッコいいより五体がバラバラになりそうって感じでした」

「何それ!意味わかんない!」

少し場が和んだ隙に立ち去ろうと歩き出したその時


ガシャン!!


ふいに両手を掴まれて自転車置場のフェンスに押し付けられた


「歩チャン…キスしたことある?」


顔が近い 真っ直ぐに目を見つめられる

「え?何を…

「答えて 答えないとキスするよ」

「ッ ありますあります!だから離し

「ファーストキスじゃないならいいよね

五体バラバラにしてあげようか」

!!!


そう言うと及川先輩は激しく唇を奪った

抵抗しようとすればするほど口内に及川先輩の舌が押し込まれ

息ができないほど奥まで掻き回される

キスしたことはある

でもこんなキスしらない

まるで口内を犯されているようなこんなキス

しらない




抵抗して振り払おうとするけれどビクともしない

男の力

角度を変えて何度も口内に侵入してくる

「ふぁ あっ は…」

ダメ やめて 誰か
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