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あなたに溺れた

第1章 世界をみたくはないか?


その夜は眠れなかった。

マルコに聞きたかったこと。


―――――陸ってどんなものがあるの?私が本でみたりしたもの?
陸は揺れないの?
お花ってどんな感触がするの?


ても私のことを心配して船にいさせているパパに悪くてきけなかった。
私が陸に上がりたいと思っていると思われるとおもったから。


世界をみてみたい。
でもみんなと離れたくない

陸に上がってみたい
赤髪ってどんなひとなんだろう



白ひげの船にいたら怪しまれるから。
赤髪の船にのって、仲間となって旅する。


今日太陽がいつもより早起きしたとおもった。

いつもと違う朝に感じた。




(((((((か…………かわいい……………)))))))))

赤髪のクルーたちはみんな同じことを考えながら顔を赤くした。

シャンクスもその一人だった。筋肉があまりにもつきまくりの白ひげに似たごっつい女かと思ったが、目の前の少女はどうか。


弱々しくみえるが、エースと互角。


恐ろしい女だ、とシャンクスは苦笑した。

「パパ」白ひげの膝にさっと慣れたように##は座る。


##はみたことがない海賊が赤髪だとわかった。

だって、昨日パパが来るっていったから。

真っ赤な髪の人をみつけた。あの人がパパが私を預けようとしたという、パパが信頼した人ということがわかった。


「よし、白ひげ。条件とやらを受け入れよう」
シャンクスは自信満々に言った。


赤髪のクルーたちのなかにガッツポーズをした者もいた。


「グララララ…そうか、受け入れてくれるか」

「パパ、私は赤髪さんのところにいくってこと?」


白ひげに上目づかいではなしている。

あれは無しだろーーーー!(びしっ


「ああそうだ。、行ってこい」
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