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【鬼滅の刃】杏の枝 ♦ 短編 / R18 ♦

第1章 例のあの部屋シリーズ① 不死川兄弟の場合


「動きにくいなら、膝を掴め」

兄のアドバイスにがっちりと膝を掴むと、なるほど、格段に動きやすくなった。腰を振るリズムは早まり、肉と肉がぶつかるリズムが軽快になる。

「本当だ!凄いよ、兄貴ぃ!」

玄弥が膝を固定したので、実弥は足から手を離し、背後からの胸を掴んだ。

「あふぅっ!!??」

我慢していた声が漏れてしまう。
乳房を揉み、乳首を軽くつねる度にが弓ぞりに震える。

「これが好きなのかァ?でも俺も弱点は見つけたからな」

乳首を指で弾くと、つい中を締め付けてしまい、結果的に玄弥が嬌声をあげる。これが愉快でたまらない様子だった。

「玄弥、もう少し上だァ。そっちの方向を意識して突き上げろ」

再び兄のアドバイスに従い、前後に擦りつつ、上向きを意識する。

「嫌っ!?やだっ……」

明らかにの反応が変わった。中は更にキツく締まり、奥から更に大量の愛液が溢れてくる。

お互い、限界は近かった。

「いいぞ、上手だ。そのまま突き抜けろ」

実弥が力強く乳房を揉みしだくと、玄弥のリズムも激しくなる。

「いやっ、イクっ………いやぁぁ!」

先に達してしまったのはだった。体がくねり、中が痙攣する。その新しい刺激に、玄弥も限界に達する。

「待って、中、中はやめて……!!」

まだ小刻みに震える体で懇願するが、玄弥には届いてもなければそもそもその意味もわからない。

ただ本能のまま、一際奥の奥、子宮が圧迫される程の最深部まで深く強く何度か打ちつけて後に、ドクドクとその全てを注ぎこんだ。

「あーあ、中で出しちまったのかよォ」

言葉とは裏腹に実弥は怒ってはいない様子だった。放心状態の玄弥の肩を叩くと、ちょっと座って休んでろとばかりに視線で合図した。

言われるがまま、布団の隅に座り込む。正気に戻るにはもう少しかかりそうだ。

「本当はもっと3人で遊びたかったんだけどよォ、テメェはそこで休んで見てろ」

「!?」

その言葉に思わず上体を起こすが、力が入らない。
立つのは諦めたが、力を振り絞って実弥を睨みつけた。

「…」

自らの服を手早く脱ぐと、一瞬で真っ裸になった実弥は、の体をぐっと引き寄せた。
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