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マリージョアの風【ONE PIECE】

第10章 再会




聞こえたと同時に、あたしは誰かに力強い腕で抱き留められるのを感じた。


一瞬、懐かしい匂いがした。


昔に、ずっと昔に嗅いだことのある懐かしい匂い。


その匂いにつられるように目を開けてから、あたしは今見ているものが本当に現実なのかを疑った。


だって、こんなのおかしいんだもの。





……よりにもよって、あたしが落ちたのは、
夢にまでみた人の腕の中だったんだから。





会いたくてたまらなかった人。





──トラファルガー・ローその人の。





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