第22章 唯一望んだもの(❤︎)
「破ら、なぃ…から…っんぁ!だ、から…ライトくんも…ンン…ッ、絶対に私を…離さないで…ひぁっ」
「そんな心配するだけ無駄だよ。遠回りしてやっと君にボクの本気が伝わったんだ。たとえ君に嫌われたって、離してあげないよ」
「うん……っ」
あれだけライトくんのことが苦手だったのに、月日を重ねる度にどんどん惹かれ始めた。絶対に好きにならないと思っていたのに、彼の愛が本物だと分かったから、私も少しずつ歩み寄った。相変わらずスキンシップは多いけど…。
「やぁ…っ、もうイク…ッ、あっん…ンン!」
天使とヴァンパイアの恋は決して許されない。永遠の愛を誓っても祝福されない。それを覚悟の上で、私は彼を…逆巻ライトという人を愛してしまったのだ。
「あんッ、あぁ…っ、ライトくん…!」
「もっとボクの名前を呼んで、お花ちゃん」
「んぁ…あ…!ライトくん…ライトくん…!」
「はぁ…あ…っ…お花ちゃん…メグルちゃん…もう出す、ねっ…!」
「あぁっん!ひぁ…あ…あッ!」
ギュッと手を繋がれ、シーツに縫い留められる。限界が近いのか、ライトくんも眉を寄せながら甘い吐息を漏らし、腰の動きを速める。
「やッあ…!ライトく…んぁ…あン!」
「ナカ…キュゥッて締まってきたね。そろそろお花ちゃんも果てちゃうかな…んっ」
「ひぅ…あっ、もうイッちゃう…んぁ…あッ!やぁ気持ちぃの、くる…ぅ…あッンン…!」
「いいよ…ボクにお花ちゃんがイクところ見せて。はぁ…出る…出すよ…っ、ッ………!」
「〜〜〜〜〜ッッ!!」
ドクンッとライトくんのモノがナカで膨らみ、一番奥に白濁を注ぎ込んだ。それと同時に強い快楽に身を任せていた私は、目の前にチカチカと火花が散り、ライトくんのモノをキュゥッと締め付けながら派手に果てた。
「お花ちゃん、大丈夫?」
「うん…」
ナカからゆっくりとライトくんのモノが引き抜かれ、身体を丁寧に拭いてくれる。
「喉乾いたでしょ。水持ってきてあげるから待ってて」
「…ありがとう」
頭を優しく撫でるとライトくんはベッドを下りる。その後ろ姿をまだ甘い熱がひかない眼差しで見つめていると…
ズク…
「っ!!」
突然の胸の痛みに襲われ、顔を歪める。
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