第22章 唯一望んだもの(❤︎)
ライトくんの笑みに嫌な予感を感じて逃げようとすれば、ガシッと身体を押さえ付けられ、一度ギリギリまで抜かれたモノが"ずちゅんっ"と根元まで一気に押し込まれた。
「あっは。すっごい声出た❤︎」
「あッ!?やぁ…あン…あッ…んぁ、あ…っ!」
さっきまでのゆっくりな出し入れとは違い、突然の強い衝撃に目を見開いて喘ぐ。
「ライトく…!んあっ!止まっ…てぇ…あぁ…んっ!ひッあぁ…あンン!」
「やーだ❤︎」
「これ…っ、だめっ、つよ…ぃ、んッ!ライトく…ひぅ…あぁ…!」
「しっかりボクのモノを咥えこんでおいてダメなんて、お花ちゃんは嘘つきだなぁ」
甘い吐息を漏らしながらライトくんは笑う。
「あっ、ん…っ!イッちゃ…うぅ…!」
「イッていいよ」
「ライトくん、も…っ」
「!」
「一緒に…イッてくれなきゃ、やだ…」
「っ……お花ちゃん、それわざと?」
「?」
「無自覚かぁ〜」
ライトくんは珍しく困った顔をしている。私は意味が分からず、じっとライトくんを見つめていると、優しくキスをされた。
「んっ…チュッ」
「ンン……」
「まったく、イケナイ子だね。赤らんだ頬と甘い声でボクを誘うだなんて。そんな可愛い花嫁さんからのお願いを断る男はいないよ」
「ライトくん…」
「一緒に堕ちよう、お花ちゃん。」
そう笑んで腰の動きを再開させたライトくん。まだ大きいままの彼のモノを再びナカで感じ始めた私は甘い声が止まらない。
「あッ…ンン…ぅ…あッあ…!」
「一番奥に当たって…んっ…すごく気持ち良くて溶けちゃいそうだよ」
「ひぁ…あ…っ、んぁ…あっん…!」
「大好きだよお花ちゃん。君を一目見た時からずっとボクのモノにしたかった。こうしてボク達が結ばれたのもきっと運命だったんだ」
「ライトくん…ひッあぁ…!あ、ン…!」
「だからずっとボクを愛して。君以外何もいらない。君がいればボクは幸せなんだ」
「やぁ…あっ!あン…んあ…あっ!」
「もし約束を破ったその時は──君の血を吸い尽くして殺すからね」
脅しとも取れる言葉を吐いたライトくんが切なげに眉を寄せて、どこか苦しそうに呟く。
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