第13章 変態行為が大好きなマゾヒスト(‪√‬)

「っ！言い方！ライトくんわざとでしょ！」



「ふふ。お花ちゃんはすーぐ泣いちゃうね。でもさ…想像してごらんよ。もしコレがボクのモノで、柔らかな胸の谷間に挟んで、お花ちゃんの口に入ったら…ってさ」



「っ………!!?」



想像したくないのに嫌でも想像する。キューを胸の谷間に挟んで上下に動いて、それが私の口の中に…。そう思った瞬間、ぶわわわっと一気に顔が赤くなった。



「？お花ちゃん？」



「あ……う……っ」



「ぷっ、あははは！お花ちゃん、顔真っ赤だよ？本当にボクのモノだと思って想像したの？」



「ち、違…っ！」



「そんな真っ赤な顔して言っても説得力ないよ。キミって本当はボクが思ってるより、えっちでイヤらしい子なんじゃない？」



「ら、ライトくんの方が…っ」



「ボクの方が、なぁに？」



「……………」



「ボクはお花ちゃんでえっちな想像したこと、たーくさんあるよ？」



「う、うそ！」



「どんなこと想像したのか、お花ちゃんだけに教えてあげよっか」



「い、いい！いらない！」



「遠慮しなくてもいいのに」



クスクスと笑って、すぽっとキューを谷間から引き抜く。



「こんなの、まだまだ序の口だよ。これからもっともっとスゴイことしてあげるよ。お花ちゃんの、身体と心に刻みつけられるような、スゴイことを…ね？」



私を起こすとライトくんは涙が溜まった目尻にチュッとキスをする。



「ライトくんのせいでボタンが飛んだじゃない…」



「そんなのレイジに頼めばすぐに新しいのに替えてくれるよ」



「そういう問題じゃない」



ブラウスで胸元を隠す。



「今日学校サボっちゃったし…ユイちゃんからノート見せてもらわなくちゃ」



「お花ちゃんは真面目だねぇ。あ、そうだ。ボクの部屋で一緒に予習しようよ！」



「絶対にイヤ」



「どうして？」



「ライトくんと一緒だと勉強に集中できないから」



「…ボクに何かされると思って警戒してる？お花ちゃんを押し倒して、身体中にキスして、えっちなことするんじゃないかって」



「思ってない！というかライトくん、その…あんまり…えっ…えっち…とか！そ、そういう言葉使うのやめて…っ」



「照れてるんだ。可愛いなぁ、お花ちゃんは。」



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