第30章 うた
「ふふっ何かフェージャも可愛い所あるんですね!」
「内緒だからね。」
「そうだ、今度は魔界の歌を教えてくれませんか?」
「魔界の歌を?私は天音が歌うその金爆?がいいんだが···。」
「歌は金爆だけではありませんよ、ゆっくりお店にいる時たくさん歌いましょ!」
「うん!」
その店では最近色んな歌が聞こえると言う
それは魔族の屋敷でも
「ずっと恋しくてシンデレラ···♪」
「シグマくん何その歌~~」
げっ
「ゴーゴリ。····何でもないよ」
むー
「なら天音に聞いてくる」
「天音は今太宰の屋敷に行ってるから。」
「えーまた悪魔の屋敷?最近行き過ぎじゃない?」
「他の悪魔達も焼き菓子が好きだからね」
「いいよ!それでも行く!」
ぽん
(どれだけ天音が好きなんだろ··私もだけど···)