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桃紅柳緑【鬼滅の刃】【R18短編集】  

第5章 ※燎原之火 【煉獄杏寿郎】3 完


「あっ」という声と同時に体がビクンと跳ねる。そのままゆっくりと、てらてらと光っている蕾を優しく触る。

「あっ・・あっ・・あっ・・。」

少しずつ嬌声が大きくなり、蜜も奥から溢れてくる。

「あや、舐めてもいいか?」

「えっ・・・嫌かも。」

「分かった。では、指を入れても?」

「指なら・・・。」

蕾をそのまま触りながら、指を一本そっと入り口に当てる。ゆっくりと入れると驚いてぎゅっと締めてくるが、反応を見ながら少しずつ入り口を解していく。

「あっ・・・はぁ・・・はっ・・んっ」

指を2本に増やし、中でバラバラに動かして内壁を拡げる。所々指に当たるところがあるので、指の腹でこすりながら、反応の良い所を見付けていく。

中よりは蕾の方が反応が良いので、指で挟み優しく刺激していく。
甘い声が大きくなるのを聞きながら、中の指を三本にすると、声に少し苦しそうな吐息が混ざる。目をぎゅっと閉じて横を向いてしまった。

そっと指を抜き、頬にキスをする。

「大丈夫か?痛いか?」

あやはゆっくり目を開けて切なそうな顔で見上げる。

「大丈夫・・・少し変な感じ。・・・きょうじゅろうさんの入りそう?」

大きく息を吐きながら、あやは少し笑って見せた。余りにも愛おしくてぎゅっと抱きしめる。

「少しきつそうだが、入れてみるか?」

「・・・うん。ゆっくり息を吐く?」

「そうだ。痛かったら言ってくれ。」

スラックスと下着を脱ぎ、手早くゴムを着ける。ぬるぬるした入り口に先端を当て、そっと押してみるが入っていかない。

あやの顔が見えるように覆い被さる。

「息をゆっくり吐いてくれ。」

ふーっと吐くのを見ながら、少し力を入れて押し込むと、つぷっと先端が入り込む。

「あっあーーーっ・・・あ・あっ」

あやが眉尻を下げ困った顔で俺を見る。きつい。

「あや、もう少し力を抜いて、もう一回ゆっくり息を吐いてくれ。」

こくんと頷き、またふーっと声を出す。少し戻って蜜を絡めながらもう少し進む。

「あーーっ・・はぁ・・・あっ・・」

俺を見つめるあやの目から涙が出てきた。
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