第17章 ※天馬行空 【宇髄天元】 3 完
「あやちゃん。・・・エロい触り方辞めて。」と、宇髄君は言いながら「はぁ・・。」と甘い吐息。宇髄君の肌は聳って、小さな胸の突起が主張している。余りに可愛くて、そっとその突起にキスして口に含んで舌先で触る。宇髄君は「あ・・。」と少し顎を上げて小さく喘ぐ。なんだかちょっと悪い事をしてるみたい。何回かそのままそこにキスをしてチュウっと吸うと「も、終わり」と止められ、顔を宇髄君に向けるとキスをされた。
次の瞬間宇髄君に抱えられ、体を反転させられ、ベッドの上に押し倒される。
「あやちゃん。お返し。」宇髄君は私のブラウスの小さな釦を器用に外し、キャミソールを裾の方からたくし上げて脱がされ、ブラも外された。
すぐに私の胸を掌で包んでちゅっと胸の谷間や膨らみにキスをする。ぐーっと反ってしまった私の腰に腕を回すと抱き寄せられ、またあちこちにキスされる。
「あやちゃん。可愛い。」とか、「大好き」とか言いながら。可愛いのは宇髄君だから。
唇にもたくさんキスをして、舌を口の中に滑り込ませてきた。ゆっくりと私の口内を長い舌が這いまわる。時折私もその舌を吸ったり、自分の舌を宇髄君の上顎に伸ばして窪みをくすぐったりしてると背中がゾクゾクし始めて私も宇髄君も鼻に掛かる声が漏れる。宇髄君は薄く開けた目で私がどんどん惚けた顔になっていくのを見て、ちゅっと唇を離す。
宇髄君は私と目を合わせて微笑み、胸の突起にちゅっちゅっと口付けをした後口に含んで、舌の中央でゆっくり転がしていく。片方の手で私のレーススカートを脱がせ、タイツ越しに太腿を撫でていく。「あやちゃん。こっちもいい?」と私の顔を覗き込みながら下着に指を掛ける。
私は宇髄君の頭を優しくなでながら「いいよ。」と答え、脱がせにくいだろうと思い、自分でタイツを下着ごと脱ぐ。
少し上体を起こしてキスをしながら、宇髄君のパンツも脱がせて下着に手を掛ける。宇髄君のそれはもう大きく膨らみ、脱がせようとすると引っかかる。しばらく下着の上から形を確認するように扱いていると宇髄君の腰がピクっと小さく跳ねる。「あやちゃん。だからエロく触んないで。出ちゃう。」と宇髄君は笑いながら手を外す。宇髄君、本当可愛いすぎ。