第14章 ※炎炎 【煉獄杏寿郎】4 完
俺はまた芯を持ちはじめた陰茎にするするとゴムを被せる。あやの両方の掌を俺の両方の掌でそれぞれ包み、指を絡ませてあやの頭の上に持ってくる。
腰を動かしてあやの入口に俺の先端を当てると「あや」と呼んで目を合わせる。
ぐぐぐと半分位一気に入れると、あやは「はぁっ…っ」と顎を上げながら息を止める。腰も浮いた。
俺もあやの顔を見ながら「は…」と感じ入っている吐息を漏らす。額と額をこつんと当てて、また腰の動きを再開させる。
ゆっくりと角度を変えて動かし、中を楽しむ。お互いにたくさんキスをして顔をくっつけ合う。
ぐっぐっぐっと奥に当てる様に動かしていくと、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる。「あや、もう?」と聞くと、「いきそう。奥、気持ちいい。」とぎゅっと掌を握りしめて目を閉じ、「はぁ…。」と顎を上げながら甘い吐息。
可愛い可愛いあや「そんなに俺のが善いか?」と、さらに聞いてみる。閉じていた目を薄く開けてチラと俺を見る。あやは微笑みながら頭を少し持ち上げて、頬と頬を付けると「杏寿郎のそういうとこ…最高。」と俺の耳元に掠れた声で囁く。…その言葉に俺の視界はグニャと歪み、暴発しそうになったのを耐える。すぐにあやはまた「あぁぁ…。」と艶やかな吐息を吐きながら俺の唇にキスをする。あやの方が一枚上手だ。
俺はあやの顔の横に肘を付き、肩が動かない様に固定すると、あやの頭も掌で包んで腰を少し激しく動かしていく。あやの腕は俺の背中へ回され、しがみついてくる。あやの唇に俺の唇を押し付け、キスをしながら顔を見る。
浅く突いてからぐっと奥へ突くと「あぁぁぁ」とあやの顔が歪む。その反応に思わず口角が上がり、ぐらと眩暈がする。何度も角度と深さを変えながら突いていくと、あやが、ぎゅっと締め付け、「んっ…んっ!」っと喘ぎながら横を向く。俺の腕を勢いよく掴んでぎゅっと目を閉じて、俺の腕に顔を付ける。
「いく…いく…んんっ」と言う言葉に合わせて、ぐっぐっぐっとあやの体に力が入る。そのあやの反応と動きに俺のも搾り取られる。「あー…あや…俺もいく。」ふぅふぅと荒い息をしているあやの顔を見ながら、奥で出す。