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空翔る龍に恋をして
第6章 戦支度※
戦支度をしていると、船員に稽古をつけるハクが目に入った。
『、、、』
「どうした?」
ジッと見ていた事に気付いたらしいハクが、汗を拭きながら声をかけてくる。
『あたしもお願いしていい?手合わせ。』
「、、、」
『何?』
「いや。女とやり合った事ねェから。」
『今更そんな事言ってられないでしょ。よろしくお願いします。』
そう言って木刀を構えると、はぁと溜息を吐いたハクが、諦めたのか構えた。
『本気で来てね。』
「冗談。」
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