• テキストサイズ

空翔る龍に恋をして

第4章 交渉


「お前は?」


「えっ、」


少年の答えに納得したのか、次は少女に問いかける。


「私が出来るのは、、」


うーん、と考えるも一向に答えは出てこない。


「ないんだね。ここで何も出来ないヤツは足手まといだよ。」


「私、、っ、」


「お前のような小娘には無理だよ。帰んな。」


そう言い捨てる船長。
言葉は厳しいけど、それは優しさだとあたしには分かる。


「この方が一緒でなければ我々は、、」


「キジャ。」


白髪の青年が口を挟むが、それを制止した少女は真っ直ぐ力強い目で言った。


「私にも、引けない理由がある。」



ー交渉ー



/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp