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空翔る龍に恋をして
第4章 交渉
『、っジェ、ハ、』
「んー?」
ジェハの手がサワサワと背中や大腿を撫でる。
『、んっ、』
「そんな声出さないでよ。我慢出来なくなる。」
『ジェハがっ、触るから、』
「足りないんだよ。ディアが。」
そう言って、あたしの首筋に口を付けるとキツく吸った。
『、んぁっ、』
「明日、格好いい野郎がいっぱい来るから、虫除けね。」
『え?』
意味が分からずキョトンとジェハを見るも、ニコリと笑ったジェハは立ち上がるとあたしの腕を引いた。
「帰ろっか。」
答えはくれないまま。
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