第4章 交渉
「ジェハ。また町か?ここ最近何しに行ってんだよ。」
「んー、今日はちょっと勧誘♡」
そう行って船を降りるジェハを、陰からこっそり見ていた。
「気になるなら一緒に行けばいいじゃないか。」
『、っ、船長!』
急に声をかけられびっくりする。
ふーっとキセルの煙を吐き出すギガン船長は通常運転だ。
『き、気になるけど、、。付いてったらそれはそれで怖いってゆうか。』
「だらしないねぇ。戦ってる時とは大違いじゃないか。まぁ、お前も女だって事だねぇ。」
『何だと思ってたの。』
あたしの問いかけに、船長はクスリと笑って行ってしまった。