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空翔る龍に恋をして

第3章 三人目の龍


『、っ』


「お嬢?どうかしました?」


『、っ、ううん。何でもない。ごめんね。』


包帯を巻きながら、必死に平静を装う。
周りはざわざわとうるさい筈なのに、ギガン船長とジェハの会話だけが耳に届く。


「お仲間が迎えに来てるんじゃないのかい?」


「お仲間?まさか龍の?冗談。他人だよ。」


冷たくいい放つジェハ。
でも、ムキになるわざとらしいその態度が、逆にあたしは不安なんだ。



ー三人目の龍ー


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