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空翔る龍に恋をして

第3章 三人目の龍


『あれ?ジェハは?』


「町に行ってますよ。」


船員の返事に、そっかと心の中で呟く。


「帰って来たみたいだよ。」


ギガン船長が看板に出て来て空を見た。
その視線を追って振り向いた瞬間、


ドオン


大きな音と共に、ジェハが看板に降り立った。


「もう少し静かに帰宅できないのかい、ジェハ。」


「華麗な帰還じゃないか、ギガン船長。」


「ジェハ、お帰り。」


「ただいま、ディア。」


ジェハがニコリと笑ってあたしの頭を撫でる。



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