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不確かな idea 〖 呪術廻戦 〗

第6章 Femme fatale 【五条悟】後編


翌日も当たり前のように、私の部屋にやって来る五条さん。だけど、今までとは少し違う事をしてみた。


「ご飯用意してくれたの!?」

「はい。お口にあうか、」

「あうよ!あうに決まってるだろーーー」


部屋に入るなり嬉しそうに声を上げて、正座をしてご飯を待つ五条さん



……


可愛すぎる。

いや、こんなにカッコよくて、最強らしくて、でもふざけてて、おまけに可愛すぎるなんて、、、


ズルくない!?


そんな人が私の彼氏と言うか、将来のダンナ様になるなんて、やっぱり未だに信じられない。

炊き立てのご飯と温かい味噌汁を小さなテーブルの上に置くと、手をパチンとあわせ

「いただきますっ!!!」

「ど、どうぞ……」

大きな声を上げる五条さんに、少し怯んでしまった。

「美味い、美味いよ!ちゃん!サイコー!嬉しいなぁー料理上手な奥さんなんて!!!」

「まだ気が早いですよ」

手放しで褒めてくれる五条さんに、照れて返事をすると

「早くないよ、すぐにでも籍をいれて、いやそれよりもやっぱり子供を」

そう言って口をつけていた箸をテーブルにパチンと置いた。


「いやいやいやいや!先に食べて下さい!」

「ちゃんを?」

「違いますっっっ!!!」

「えーーーっ。もぅ、イジワルだなぁ、僕の未来の奥さんは」

「温かいうちに食べて下さい」

「あ!確かにそうだね。」


そう言ってまた五条さんは、美味しい美味しいと言いながら食べ始めた。



な、なんか結局いつまでも振り回されるんだな。
まぁイヤではないんだけど。

でも、やっぱり今夜……?

ドキドキして食事があまり喉を通らなかった、んだけど、五条さんは私が作った料理を全てキレイに平らげてくれた。





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