• テキストサイズ

不確かな idea 〖 呪術廻戦 〗

第1章 first contact ...


「えええーーーっ、待たないとダメなのぉ?
僕、これでも忙しいんどけどなぁーーー」

背の高い目隠し???をした男性が残念そうに声を上げた。

???
いつの間にこんな近くにいたの???

いやそれより、いい年こいてそうな男性なのに、一人でここに来て忙しい???暇だから来てんじゃないのっ!?何、言ってんだこのヒト!?

いやいや、こーゆー輩は、相手にしないに限るよね。

早く席に案内してくれないかな、なんてソワソワしてると

「ねぇ、君さぁ、一人でしょ?一緒に食べない?」

「へ?」



…………


「えっ!?まさか、このお店に来て、そんなフツーーーーの頼むのっ!?」

「……はぁ?」

相席だけでも充分 親切にしてると思うんだけど、なんでオーダーにまでケチつけてくんの?このヒト。

「ダメダメっ!このお店はね、生クリームが最高なんだからさー!それに合わせたフルーツも、絶対に外しちゃダメでしょお?」

わざわざ長い足を組み直し、オーバーアクションで言う男性。

「シンプルに味わいたいんですけど?」

私の意見なんて知らん顔して、

「ダァメだって!僕のこと信じて!ねっ、ねっ!あ!おっねぇさーーーん!オーダー!お願いしまぁーーーす!!!」


オーダーしやがった……


なんなんだ?ほんっとーに、このヒトは!?

「あ、飲み物は何?コーヒー?紅茶?ジュース?」

「ホットコーヒーで……」

たっぷりの生クリーム……想像するだけで、甘ったるい。せめて飲み物くらいは、苦味を入れよう。

そう思ってコーヒーをオーダーした。

「ところで、何ちゃん?せっかくだから、名前教えてよ」

「え……」

「僕は五条悟。よろしくね」


ニカッと笑う男性……



なんなのこれ……新手のナンパ???








/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp