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不確かな idea 〖 呪術廻戦 〗

第5章 Femme fatale 【五条悟】中編


バチィイイイイ!!!

「いってぇーーーー!!!」
「イッーーーー」

手から煙でも出たんじゃないっ!?って言うぐらい 今までで一番大きな静電気が来た!!!


「だ、大丈夫!?」
「俺は大丈夫っす!かなりビビったけど」

って、横を見たら五条さんがお腹を抱えて声を上げずに笑っていた。

「いやーーー僕よりも嫌われてるみたいだねぇー」

「はぁー?何の事だよ!?」

からかわれて少し怒ってる風の虎杖君。だけど

「もしかして、こうなる予想してました?」

「もっちろーーーん!あ、七海にも触らない方がいいよ。この二人 呪術師だからね」

先に言ってよ……

「あー伊地知は、」

「初めまして。私、高専で補助監督しています。伊地知と申します」

凄く低い腰で頭を下げてくれた。補助監督……

「ちょっと二人も握手してみてよ」

「え?そうですか?五条さんの婚約者の方と握手出来るなんて光栄だなぁ」

照れたように話す伊地知さん。

「いや、違いますけどね……」

そう言って手を出した瞬間、バチッ!!!と軽い痛みが走った。

「あ、やっぱ元呪術師もダメなんだねー。七海は絶対にお触り禁止ねー」

「わざわざ触りませんよ」
きっぱりと断る七海さん。

……

「まぁ、まぁ、こんな店先じゃあなんだから、早く美味しいの食べよー」

……

なんか、食べる前に疲れてしまったな。
でも、

「先生ー、俺さっき晩飯にカレー食ったとこなんだけどー?」

「んー?でも食べれるでしょー?」
「まぁねーでもさー、ここ、釘崎も一緒に来れたら、よろこんだのになぁー」

「ま、交流会の後だなぁー」

何の話かわからないけど、、、とりあえず座りたいなぁ……

「ほら、とりあえず食べよう!入った、入った」

そう言いながら虎杖君の背中を押す五条さんは、こちらを見て目隠しを片方だけ上げると、パチンとウインクしてきた。

考え……読まれてたな。うん。


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