第12章 困惑
立花曰く・・・
好きな食べ物…和菓子全般、特に抹茶を用いた物
嫌いな食べ物…苦い野草
好きな授業…体術
可愛いと思う後輩…福富しんべヱと時友四郎兵衛。でもみんな可愛い
苦手な先輩…潮江文次郎
好みのタイプ…自分より強く男らしい人
好きな生き物…大体の生き物は好き
嫌いな生き物…カエル
得意なこと…化粧と女装…というか男装
身長…165センチメートル。
体重…おそらく53キログラム(綾部の感覚)
血液型…AB型
星座…かに座
・・・等々
「これ以外にも…」
「ちょっと待て!!」
と、立花が彼の情報をツラツラと言っていると話を聞いていた潮江文次郎が声を上げた。
「なんだ。」
「嫌いな先輩はいう意味あったか!?」
「なんだ、お前も由利の事は嫌いだろう」
「いや…そうだが、地味に傷つくんだよ…」
「男らしく強いか…はっ!!まさか私か!?」
と、彼の個人情報によって年頃の男児達は一喜一憂してしまっていたが、それは置いておいて善法寺伊作は関心をしていた。
「でも、喜八郎ってすごいね。僕らでもかなり彼の情報を掴むのに苦労したのにたった半月でこんなに情報を集めるなんて」
「そりゃ、私の後輩だからな!」
と、話を聞いていた立花仙蔵は鼻高々に顔を上げた。
それも置いておかれて、それ以外にも彼の情報が6年生に伝えられた。