第2章 決行
学園長の部屋の襖を音を立てないようにそっと開ける。
部屋の中では、学園長がグーグーといびきをかきながら熟睡していた。
そんな中に足音を立てないように中に入っていく
そっと学園長の枕元に接近し懐にしまっていた針を手にして狙いを定めそして、学園長めがけて刺そうとした。
「曲者ーーー!!」
と、突然学園長が目をカっと開いてそう叫んだ
叫ばれた瞬間は驚いたが、すぐに我に返り逃走を図ろうとしたが一気に学園長の部屋に人の気配が集まった。
「よっしゃー!いけいけどんどーーん!!」
と、声が異常にデカい男が飛んできた。
が、それを予知していたように躱してそのまま部屋を出ようとした。が、当然外にもいた。
「逃さん!!」
屋根の上から男が降ってきたが、それも躱して逃げていく
今度は逃げようとした先に立ちふさがる男
「待て!話し合お…わっわぁあ!」
立ちふさがった男は、そのまま足を滑らせたようで池に落ちて行った。何がしたいのか分からなかったが、すぐに別のところから攻撃が飛んできた。
だが彼は、懐に隠していた別の武器を手にしてそれを防いだ。武器を投げてきた男の後ろからまたさらに男が飛び出してきた。
「おりゃーー!!」
武器を飛ばしてきた男の後ろから飛んできた男は槍のような武器を向けて攻撃してきた。が、影はその武器を持っていた武器で防ぐ
「ほぉ、鉄扇か。面白い!!」
どうやら男はかなり熱血なようで物珍しい武器を所持していたのを見て熱が入ったのか槍を振り回しながら攻撃をしてくる。
「どけ文次郎!!俺がやる!!」
「邪魔すんじゃねえ留三郎!!」
と、さらに鉄双節棍を携えた男が加わり幸い影は武器である鉄扇を2つ持っていたおかげで何とか2人を相手取ることができた。