第2章 決行
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「…はい、おわり」
『いつもありがとうございます。』
夕食が終わり、就寝時間が迫っていた。
たまたま同室になったタカ丸はお風呂から戻ってきた彼に髪結いとトリートメントを施した。もともと綺麗とされていた彼の髪はここ数日タカ丸はに手入れをされ続けているせいか以前よりも髪の質がいいのだ。
「じゃあ、おやすみ。明日は雨だからちょっと早めに起きて髪結いしようか」
『分かりました。では、おやすみなさいませ』
と、2人はそれぞれの布団に入り床についた。
今日の午後からの訓練兼決闘のせいか2人はすぐに深い眠りに入ってしまったのだ
深夜・・・
忍たま長屋の屋根の上・・・
1人の人影があった。
忍者装束を来たその影は、瓦一枚の音もたてることなく素早い走りでどこかを目指した。
それは、忍術学園の奥にある
学園長の部屋だった