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partly cloudy 【ヒロアカ】

第4章 突然の訪問者








「霞サーン」



「あれ、ホークス。」



現場に着くと強盗犯が電柱にぶら下がっていた。
彼はビルボードチャートJPで3位の大人気ヒーロー、ホークス。




「さすが、速すぎる男。
おかげさまで仕事が少なくて有難いよ〜」



「あれ、ちょっと嫌味入ってます?」



電柱の上で翼をはためかしながら
ホークスはヘラッと笑った。



「いやいや、本当に。
ヒーローが暇になるのは良いことよ」



「あ、そうだ。霞さん、今日暇?
飯行きません?駅前の焼き鳥屋。」




仕事中なのに何言ってるんだ。
とは思いつつもホークスはいつもこんな感じだ。
強盗犯はすっかり意気消沈している。



「いいよ〜、じゃあ現地集合で!」



と、ここまで電柱の上で話していたわけだが
下の方からホークスを呼ぶ声が聞こえた。
ホークスの事務所のサイドキック達だ。
ようやく彼に追いついてきたらしい。



「遅いですよー!後よろしくー!」



ホークスが下に向かって叫ぶと
強盗犯をサイドキック達の元へ下ろした。



「んじゃ、霞さんまた後で。オレ次行きますんで」



「ん。お疲れ様!」




ホークスにひと声かけて
下にいるサイドキックさん達にも声をかける



「皆さーん、後処理よろしくお願いしまーす!」



サイドキックさん達は片手を上げて応えてくれた。





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